全量買取制度 固定価格買取制度

■全量買取制度の概要

全量買取制度とは太陽光や風力など、再利用可能エネルギーによる電力を電力会社が固定価格で全量を買い取る制度です。従来は自己消費分を差し引いた余剰電力が売電の対象となりましたが、全量買取制度では、太陽光で発電した電気のすべてが売電可能となります。2012年7月1日の制度スタートに伴って、非住宅向けの太陽光発電システムのさらなる普及が予想されています。

経済産業省「太陽光発電の導入シナリオ」

■全量買取制度の基本的な仕組み

電力会社は、再生可能エネルギー発電事業者より政府が定めた調達価格・調達期間による電気の供給契約の申し込みがあった場合には、応じるように義務付けられています。
全量買取制度では政府による買取価格・買取期間の決定方法、買取義務の対象となる設備認定、買取費用に関する賦課金の徴収、調整、電力会社による契約、接続拒否事由などが規定されています。

全量買取システム図

■調達価格・調達期間

2013年(平成25年)4月から2014年3月末までの再生可能エネルギーの固定価格買取制度について、非住宅用太陽光発電(10kW以上)は37.8円/kWh(税抜36円/kWh)、20kW以上の風力発電は23.1円/kWh(税抜22円/kWh)となっています。なお固定価格買取制度は毎年、事業者の利潤(採算性)や賦課金の状況などで見直されます。

電力会社は、再生可能エネルギー発電事業者より政府が定めた調達価格・調達期間による電気の供給契約の申し込みがあった場合には、応じるように義務付けられています。政府による買取価格・買取期間の決定方法、買取義務の対象となる設備認定、買取費用に関する賦課金の徴収、調整、電力会社による契約、接続拒否事由などが規定されています。

2013年度の再生可能エネルギーの固定価格買取
種類 単価(税込) 期間
太陽光発電 住宅用(10kW未満) 38.00円 10年
住宅用ダブル発電(10kW未満) 31.00円 10年
非住宅用(10kW以上) 37.80円 20年
風力発電 20kW未満 57.75円 20年
20kW以上 23.10円 20年
地熱発電 1.5万kW未満 42.00円 15年
1.5万kW以上 27.30円 15年
中小水力発電 200kW未満 35.70円 20年
200kW - 1000kW 30.45円 20年
1000kW - 3万kW 25.20円 20年
バイオマス 木質バイオマス(リサイクル木材) 13.65円 20年
廃棄物(木質以外)バイオマス一般 17.85円 20年
木質バイオマス一般(パームヤシ殻 含む) 25.20円 20年
木質バイオマス(未利用木材) 33.60円 20年
メタン発酵ガス化バイオマス(下水汚泥など) 40.95円 20円